こんにちは。小学校受験絵画塾 塾長の大木です。
現在年少の保護者の方から小学校受験の相談を受けました。その方の相談内容は、
[私立は早慶のみを受験して、もし私立、国立共に縁がなかったら、きっぱりと小学校受験は諦めて公立に行ってすぐに中学受験に切り替えたいと考えています。だからといって早慶は記念受験ではなく、しっかり対策を練って受験本番に臨みたいと考えている。現在大手塾の新年中総合コースに通っていて月々約6万円かかっている。新年長になると学校別コースが始まり、もし総合コース、早慶それぞれの学校別コース、集団行動・運動コース、絵画コース、聞き取り話し方などの全てのコースを受講したら月々25万円以上かかる見積もりを塾から提示されて予算オーバーになるとのこと。出来るだけ必要最低限なコースを受講して効果をだすためにどのようなコース選択をすればいいのかを教えてほしい]という相談でした。
これから小学校受験を始める方にはショックな話かもしてませんが、小学校受験の塾代は天井知らずで、保護者が自分ではなく、塾や家庭教師手動で勉強をしようとなるとこういう金額、さらにそれ以上になってしまいます。
どのコースさえ受講しておけば大丈夫ということは、生徒一人一人で異なります。事実私が絵を教えた生徒は大手塾では総合コースのみを受講して早稲田実業学校初等部と慶應横浜初等部両校に合格したお子さんがいます。逆に残念ですが、塾のフルコースプラスそれ以上を受講していても志望校に合格できないケースも多々あるのです。大手塾には周りが通っているので通っておきたい、でもフルコースは費用の面で難しいと考えている方へのコース受講優先順位としては、まずはもちろん総合コースを受講する。このコースでは基本・中級のペーパー、製作、聞き取り話し方を勉強します。 次の優先順位は学校別コース。この場合早慶どちらかと考えるのでしたら早稲田コースを受講しましょう。早稲田コースはペーパーの応用、巧緻性、集団行動、絵画 をカバーします。この2コースで10万前後だと思われます。この総合コース、早稲田コースを受けることで国立もカバーできます。ただ絵画を専門として教えている私としては、早稲田コースの絵画では描く枚数が少なすぎること、そしてオンリーワンの発想を使って絵画と製作力の両方が必要な慶應問題に対応しきれていないことを考えると、ここで我が小学校受験絵画塾を手軽に安価に使っていただいて練習量を増やしていって欲しいと思います。早慶共に絵画の占める割合は高いのでしっかり傾向を練習していきましょう。
2017
25Dec
小学校受験の塾費用

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