こんにちは。小学校受験絵画塾 大木です。
今日紹介する質問は、[「どうしてこんな問題がわかんないの!」とお勉強をしているときについつい言ってしまいます。どうしたらいいでしょうか?]というものです。
このようなことをお子さんに言ってはいけないのは、保護者の皆さんはわかってるのです。でも親は言ってしまいます。 「毎日自分の時間を削って、大金かけて両親があなたのためにこんなに頑張ってるのになぜあなたはその期待に答えてくれないの?結果が伴ってくれないと困るのよ!」っという意味をこめて怒ってしまいます。塾や家庭教師の先生は他人様の子に教えるので冷静にいられますが親はそうはいきません。私も自分の子供達に勉強を教えてた期間は頻繁にヒートアップしてました。夏休み時期に息子の調子が下がり気味になったり、模擬テストの点数があまり良くなかったときは焦り、不安の度合いは極限に達してました。親だって不完全な人間です。文句の一言でも言ってみたくなります。
でも今の時点で指導者としての冷静な意見は、「子供を傷つける一言発することで30分以上の無駄な時間を費やすことになるから辞めといたほうが賢いですよ。」です。
傷つく言葉を親から発せられて、特に男の子は「あーもーやだー!」と言って椅子から立ち上がり走ってベットに逃げて行ってしまいます。それを説得して戻って来てもらうためにさらにエネルギーを使い時間が過ぎていきます。そこで一回休ませて仲直りをして気持ちのリセットしないとまた学習の波には乗れません。そこで30分、1時間、2時間、下手したら次の日の朝まで時間を無駄にするくらいなら、無表情になって、間違えた問題の解き方を解説して、お子様が理解してようがしてなかろうが次の問題に進んでください。そして次の日の勉強初めに、昨日できなかった同じ問題をやらせてください。もしそこでも間違えたら、同じように問題解説をしてあげて次に進む。これを毎日繰り返してると,どんなお子様でも5日目には出来るようになります。その意味は、このお子様は「何でこれがわからないの!」言われても言われなくてもどうしても5日間かけなきゃ理解出来ないことを勉強しているということなのです。怒って毎回中断すると、5日で理解できることが6日、7日、8日、それ以上とかかってしまうのです。怒ることがいかに無駄な時間を作り上げているというお話でした。
今日も1枚は絵を描いてくださいね。
2017
26Dec
怒ったら負け・・・でも

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